委託に頼らないハンドメイド作家の販売方法とは?

買い物も今やスマホの時代。でもまだガラケーを使っている人はいるわけで、そんな人たちにも自分の作品を知ってもらうにはどうしたらいいのか考えています。私自身もまだまだアナログが好きな人間なので、アナログな人に向けてどんな販売方法があるのか参考になれば幸いです

私のメインの販売方法はSNS。

 

facebookの投稿を読んでブログを見て、注文してくださる方が多いです。

 

去年は委託販売もしていましたが、今年の9月に委託販売は辞めることになりました。

委託のいいところは作品が手にとって見られること

 

特にアクセサリーなどは実際に手にとって見て、合わせると感じがつかめて便利だと思います。

ただお客様にとってはいいのですが販売する側からすると、いろいろと悩むことも多いです。

まずは委託料

 

店によっては置くだけで委託料を払わないといけないところもあるし、売れたら3割~5割の委託料を払わないといけません。

ま~場所を借りているわけだから仕方のないことですけどね。

自分で店舗を構えることを考えれば、お店に来る不特定多数のお客様が見てくれるわけですから。

 

でもその委託料よりも解消したいなあと思ったのは

作品を一定期間経つと入れ替えなければいけないことでした。

 

出したモノが全部売れてしまえば問題ないのですが、実際はなかなかそうはいかない。

超売れっ子作家さんならともかく、無名の私たちが全部売れてしまうことはなかなかないことです。

私の場合は全部売り切ったことはないですがコサージュがよく売れる2・3月は委託とネットショップと同じモノを出していたので
委託で売れなくてもネットで売れることもありました。

 

じゃあ最初からネットで売ればよくない?って話ですよね。
だから今は在庫が残ったりするのがいやなので、ネットでしか売っていません。

でもひとつだけアナログな方法を使っています。

 

委託じゃなくてどんな方法があるのですか?

 

それはカタログで見てもらうことなのです。

な~んだ、そんなこと私だってやってるし、たいしたことないじゃない?なんて思っている人もいるかも(笑)

でもこれが案外バカにできないなあと思っています。

 

私が使っているカタログはこちら。

nohanaという便利なフォトブック。

 

1ヶ月に一冊だけは送料だけで作れるのです。

1冊につき写真は21枚まで。

よく子供や孫の写真を撮って、nohanaで注文している人が多いと聞きました。

 

私はほぼ毎月nohanaの注文をしています。

ほどよい大きさで文章も少し入れられるので、がっつりしたカタログにはならないですけど
手頃な感じがいいと思っているのです。

 

 

ノハナのことは
あ~知ってる!私も使ってる!なんて方もきっといますよね。

私の場合自分の作品だけでなく、フラワーアレンジや、フォトジェニックな場所の写真などを載せているので
ちょっとした日常生活も垣間見ることができます。

 

 

この作家さんてどんな人なんだろう?

顔が見えなし、
顔が見えたとしてもどんな思いで作っているのかなとか知りたくなることありますよね。

 

たとえばこんな感じ。

この写真はイベントに行ったときに撮った写真なんです。

ず~と作品ばっかりだと飽きるかな、と思ったり、1ヶ月で21枚写真が載せられない時に便利だと思います。

nohanaに載せるために特別に写真を撮ることはしていません。

 

たぶん作家さんならインスタやfacebookに写真を載せているので
全く同じモノを使えばほとんど手間はかからないと思います。

つまり、インスタやfacebookに投稿する内容をnohanaに載せているだけ。

ならわざわざnohanaにしなくてもいいのでは?と思いますが、そこはデジタルで見るのと、手にとってカタログで見るのとは
感覚が違ったり、ガラケーの人には便利なわけなのです。

 

専門家に頼むと完成度の高いものができますが、費用がかかる。
かといって自分で作るとなると時間もかかるし、完成度が低くなる。

写真を撮ることは自分でできてもレイアウトを考えたり、文章を考えるとなると気が進まなくなって
結局やらない、なんてことになる方が多いのではないでしょうか?

 

私はノハナの回し者ではないですけど(笑)文字数も限度があるので少ししか載せなくていいし
とっても気軽です。

 

私も自分でカタログを作ったことがありますけど
どうやってとじるのかが問題。

素人がやりました~って感じだと帰って逆効果になることもあるし
きれいにプロっぽく綴じてもらえるのが一番うれしいです。

 

 

実際まだまだ少ないですが、このフォトブックをカタログ代わりにしておいてもらったところ
注文をいただくようになりました。

知り合いのお店…

というか私もそのお店を利用していますが、オーナーさんとはとても親しくしてもらっているので
こちらも頼みやすいい関係です。

名刺だけではわかりづらい

 

名刺にいくらURLが載っていたとしても、興味がない限りわざわざ検索なんてしないと思うのです。

ショップカードに写真を載せると言っても限界があるし。

 

この店は特に女性限定の店だし、年齢層もどちらかというと高いです。

エステなどもしているので、美意識の高い人が多いけどネットで買い物をする感覚のない方もいるのです。

若い人向けの商品ならいいのですが、パソコンでしかネットを使わない人もいますしね

そんな方向けに軽い感じのフォトブックは切り口としては、とてもいいアイデアなんじゃないかと思います。

 

文章はあまり載せられないけど、写真は綺麗なのでイメージは伝わります。

だから
コレを見て直接買ってもらうというより、まずは知ってもらうきっかけになるのです。

 

最近オーダーしてくださった方は、このnohanaを見て注文くれました。

こんなイメージのコサージュがいいなあ~

とこの写真を見て言われたそうです。

えっ?コサージュ見たんじゃないの?と言われそうですが、

コサージュは別のページで気に入った雰囲気のものを選び、メインの花はこのアレンジのピンクのバラを選ばれました。

 

一度に何枚も写真が見られるのもカタログの良さ。

 

こんな言い方をするのはなんですが、お年を召した方はwebで写真を見るというのは抵抗があるみたいです。

カタログだろうがwebだろうが同じものを見ても、webは苦手という意識があって、自分では選べないと思うようです。

このカタログと一緒に名刺も置いてあったので、名刺からホームページに入ってもらいました。

この方はガラケーなので、その後のやりとりはパソコンのメールになりました。

 

後日私から

こんな色のお花がありますので、参考にしてください。

と他のコサージュをホームページで見てもらいました。

卒業式用のコサージュのオーダーでしたが、ホームページで気に入ったのが他にもあって結局2つ注文することに。

あらかじめnohanaで沢山写真を見てもらっていたので、他の作家さんと迷うことなく、私のコサージュに決められたそうです。

 

他にもこのカタログを見て、メルマガ登録されて注文してくださった方もいますし
コサージュ教室のチラシもおいてもらっているので、お問い合わせもいただいています。

自分でカタログを作るのは面倒です

ただでさえハンドメイド作家はやること沢山あるのでできるだけ合理的にしたいですよね。

私も委託販売していたときは、カタログを作っていましたが
写真をプリントアウトしたり、アルバムに挟んで文章書いたりけっこう手間がかかり大変でした。

2冊頼んでも月に1000円かからない方法なら、やってみてもいいかな~とオススメできるやり方なので
もし置いてもらえるところやお茶会や女子会で見せるチャンスがある方は、試しにやってみてください。
コサージュレッスンはまだ空きがありますのでお申し込みくださいね。

 

限定色は残り少なくなりました。特にピンクベージュはお急ぎください。

詳しくはこちらからご案内できます。


  

 今ご注文できるピアスです。

 

コサージュのオーダーできます。

布花を使ったコサージュもできますし、 ピアスとおそろいもできます。

 

月曜20時より配信しています。

ブログでは書けない話も書いてます。

こんな思いでやってきました。

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1件のコメント

  1. とても良い考えですね~そしてドンドン実行されて‼️刺激を受けます。

    この年代になると(1947年生まれ)自分のペース変化に体が付いていけない‼︎

    自立されてる直良さんのパワーがどんな風にはなひらいていくのか楽しみです。

    もうちょっと私も頑張らないとね~

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