誰かのために何かをするって大事。
なんで今更って思うかもしれないけど
やっぱりここに行き着くな~と思いました。
堀田直良(ナオミ)です。
先日minneでコサージュをご注文された方から感想をもらいました。
最初にメールをいただいた時からものすごく丁寧で
びっくりしたんです。
宅配で頼めますか?
この日に到着するようにお願いできますか?
宅配でもOKとしているはずだけど、わかりにくかったのかしら?と自分を反省するほど
確認をされてきました。
それも随分前に連絡がきたので
めちゃくちゃ丁寧な方なんだと思ったんです。
何かの目的があってコサージュを頼んだのだろうな~と思いました。
(コサージュは大抵そんな人がほとんどですけどね)
そしたら到着後の感想に
入園式に使う予定ですとあったのでかなりびっくり!。
きっといろんなことをきちんと計画してされる方なんだと思いました。
このミモザのコサージュは今までたくさん作ってきましたけど
今回は今までとは違う思いを自分自身は感じていました。
それは形が変わるとか花がそれぞれ違うんだと言うこともあるけど
ひとつひとつのコサージュに対する思いが違うと思ったんです。
最初は顔の見えない相手を想像しながら
きっとこんなシチュエーションで使えるかも、とか
こんな服装に合うよね、とか
あくまでも自分の想像の中でのお客様にたいして
作業をしていきました。
でもやっぱり
相手があるのって大切ですね。
お料理だってタダ何となく作るより
これは子供の好きなメニューだしと思うと
気合いが入ったりするし
味付けもその子好みにしようとしたり
何かしら思い入れがあって工夫しようとしますよね。
そういうことってたいしたことではないかもしれないけど
すご~く大事だと思ったんです。
私は今年の春にタカシマヤゲートモールのとあるイベントに出させてもらいました。
その時は突然決まったことだったので
締め切りまで時間がなく
一日中缶詰で作業をしました。
それまでの私はずっと集中して作るのが好きだと思っていたけど
実はそうじゃなくて
人とコミュニケーションをとってやりとりするのがいいな~と気がつきました。
でも最近になって人との関わりもそうだけど
誰かのために何かをするっていう気持ちが大事なんだと。
こんな人にこんな風に使ってもらいたい
具体的に今までのお客様を頭の中で想定しながら作業をするようにしてました。
でもその時は時間がなくてかなり限界を感じていたんです。
新しい方にも見てもらうようにするには
どういうのがいいのかな~って思いました。
かといって自分らしさを忘れてはいけないし
ちょっと行き詰まった感じだったんです。
時間的な余裕も大事だけど
人に対しての思い入れって大事です。
今1年を通して季節ごとにコサージュを作るというオーダーをいただいているのですが
夏、秋ときたので
最近冬バージョンを考え始めたんですね。
相手の方にはお目にかかったことはないですけど
写真を見ながら
こんな話し方かな~、とか
こんな服装が多いかな~って想像しながら作ってきました。
実際にお会いしたことはなくても
やっぱりこの人のために作るって思いは大事。
同じコサージュをたくさん作っても
ひとつひとつにドラマを感じることができるようになったら
私自身もワクワクできると思いました。