まだクリスマスリースのレッスンが始まったばかりですが
来月のレッスンの見本ができました。

来月は

幸せを運ぶしめ縄

 

 

 

来年はイノシシ年ですね。

ちょっとググってみました。

イノシシの年ってどんな年なんでしょう？

どうも一言でいうと
変化の年のようです。

 

干支は全部で12ですけど
干支の前にいろいろついてこの年はこんな年になるって
いつも年末になると聞きませんか？

来年と同じ年にどんなことが過去に起こったのかみると
結構いろいろとあったようです。

たとえば現天皇陛下と皇后様が結婚されたとか
シンガポールが独立したとか…。

終わりと始まりの年なんだそうです。

改革の年

政治とか大きな話だけでなくて
個人レベルでも収入の格差が生まれるとか
いつまでも古い体質にしがみついていると置いてけぼりにされてしまう。

そんな価値観の違いも新たに生まれて

個人でも変革を余儀なくされるようです。

そんなわけで
しめ縄のデザインを考えながら
変革とか新しい始まりにふさわしい色はどんな色なのか私なりに考えてみました。

いつもは落ち着いたシックな色合いを中心に作品作りをしてますけど
変革なら勢いよく

やっぱ赤でしょ？（笑）

おめでたい正月には紅白やゴールド。
明るい色がいいかな？と思いました。

 

古い考えかもしれないけど
お正月は紅白と金。
それが王道なんじゃないかと思いました。

 

黒にしめ縄やピンクもおしゃれでいいけど
なんだか心地よくない。

 

カラフルな色のしめ縄は
紙でできたフェイクが多いんですよね。

 

なぜわらなのかそもそもしめ縄を飾る意味はみなさんご存じなのか
私も改めて調べてみました。

しめ縄は神社や神棚にもあるように
神聖なものを不浄なものに触れさせない境界を表すものなんだそうです。

じゃあなぜわらを使うのかというと
稲には霊力があると言われていて
似たようなアシとかい草も使わないそうです。

 

つまり

わらを使うことにもちゃんとした意味がある

だからなんちゃってわらは私は個人的にはしめ縄に意味がなくなるような気がするんですよね。

 

別にいいじゃんじゃない？可愛ければ、とか
うちはおしゃれなインテリアで統一してるから
古くさいデザインじゃなくて
おしゃれなしめ縄をスタイリッシュに飾りたいわ～と言う方は
それはそれでいいと思います。

 

で、私が選んだのはこんなわらのしめ縄です。

 

稲穂がついていかにもわらって感じでしょ？

 

お店で買った直後は家中わらの香りがして
とても癒やされました。

 

そして、こんな感じでちょっと傾けて作ることもできます。

 

そして材料は赤、白、ゴールドを使うことにしたので
メインのお花は優しい感じのする大輪のダリアにしました。

この花だけでも品があって高貴な感じ。

 

 

そしてサブ役のお花はこんな風に

椿を使ったり

 

ゴールドも使います。

 

 

そしておめでたい時に欠かせない松。

クオリティが高すぎて
写真で見たら本物そっくりに見えます（笑）

 

組み合わせると
それぞれの花が主張しながら
ダリアも引き立てながら、いい感じの組み合わせになりました。

 

 

そして完成したのがこちら。

いつもと違って可愛らしさもあり
ダリアの雰囲気で品のいいしめ縄になりました。

今までレッスンではリースを何度か作ってきましたが
今回はリースというよりは
アレンジに近い感じです。（といってもよくわかりませんよね）

わらのリースの枠に
小さいフラワーアレンジを載せた感じの作品になります。

 

 

 

これが正面。

少しダリアが左によって
個性的なデザインになりました。

 

レッスンでは同じ材料を使ってもらいます。

 

でもデザインは自由にして頂けるので
ダリアを真ん中においてもいいし
もう少ししめ縄の枠を傾けてもいいし
オリジナルのデザインを楽しんでいただけます。

（難しそ～と言う方にはもちろんアドバイスもしますよ～

 

実際にかざるとこんな感じになります。

材料のほとんどがアーティフィシャルフラワーなので
屋外にも安心して飾っていただけます。

玄関のドアのが大きくても見劣りしない直径25cm。

材料ももりもり使っているので
かなり豪華なしめ縄になっています。

 

なかなかお店では売っていない
豪華なしめ縄

 

幸せを運ぶしめ縄

きっと来年は波に乗っていいスタートが切れるはずです。