最近一気にいろいろなことが流れ出している感じがします。

特に人間関係。

別れがあったり出会いがあったり。

やっぱり何が大事かって最後は人間関係につきると思うわけです。

自分と関わった人が自分に対してどんな言葉を投げかけてくれたか

その一言で運命が変わることもあるのかなあと思うのです。

自分の気持ちが変わると、過去のイヤな思いをいつの間にか忘れてる…

そんなことも最近沢山経験しています。

 

なぜ私がピアスを作ろうと思ったのか？

 

実はコレも自分だけでは気づけないいろいろな人から言ってもらったことが大きく関係しているのです。

私はずっとコサージュにこだわっていました。

他の人からすると

花を使っているならピアスやネックレスでも同じでしょ！

と思うかもしれません。

でも私にとっては他のものを作ることにとても抵抗がありました。

もちろんどうやって作ったらいいのかデザインよりも作り方を考えるのが大変だなあと
思ったこともあります。

特にピアスは小さいので作りにくい。

それも私にとってはハードルが高い感じがしたのです。

 

何人もの人に言われてきました。ピアスは作らないのですか？

たぶん
コサージュは普段つけないけどピアスならつけるとか
アクセサリーならピアスでしょ！とか

ピアスをつける人の方がコサージュより絶対多いからピアス作った方が売れるんじゃない？
という思いだったのだと思います。

私は　ピアス作らないの？と言われるたびに

私がコサージュを作るときは、沢山の花を使って作り込んでいくのが好きなんです。

だから小さいピアスだと、その作り込んでいく感覚がないからいやなんです。

と返事をしていました。

 

でもあまりにも多くの人からピアスのことを言われていたので

一度やってみようかと思い立ちました。

正直言ってあまりうまく進みませんでした。

もともとアーティフィシャルフラワーは小さい花の種類が少ない！

う～ん、どうしよう…

こうなったら分解するしかないかな。

そんな感じで一つの花をばらばらにしたこともあります。

 

実はコサージュを作っているときも
気に入った色がないなあと思うこともあり、だったら自分で作ることもありかな
と考えていました。

そしてずっとあーでもない、こうでもないと考えて行き着いたのが布花レッスン。

ワークショップと体験レッスンを２回受けて大変さはわかったけど

これを使えばピアスはできるのかな？と思いました。

でもこのとき
布花の先生との考え方の違いで、いろいろなことを言われ、布花を触るのもイヤな時期がありました。

本当なら布花は使いたくない、でもコレしか方法はないし、
自分が気に入った花を使うなら
やっぱり作るのが一番いい方法だと思いました。

花の作り方は何となく決まったけど、ピアスの金具はどうやってつけるのが一番いいのか？これは凄く悩みました。

パーツの店に行って、使えそうなパーツは全部買っていろいろと試しました。

一番気になったのが丈夫さ。

せっかくつけてもすぐにとれてしまうのは商品としては失格だと思っていたので
しっかりつけられるモノはどれなのか考えました。

ネットで作り方を見てこの方が丈夫にできると思ったやり方で、自分流に作ったモノもあります。

丈夫でとれないけどとてもやりにくいし、デザインも限界がある。

そういうものもいくつかあったのでボツにしていきました。

試作を作るにも、花に形に切ったり、染めてみたり、コテを当てたり…

ひとつ作るのにとても時間がかかりうまくいかないとどうやったらいいか考える…

やり方がわかっていての長時間の作業じゃなくてやり方から考えて進めていくのは
ワクワク感というよりは我慢の一言でした。

正直もうやりたくない！

もともとめんどくさがりなので、やめようかな～私はやっぱりコサージュ作家なんだから
ピアスはできませんと言えばいいしなんて考えていました。

でも
あきらめるのは自分をごまかしている。

そんな思いの繰り返しで少しずつ作業を繰り返していました。

結局最後に行き着いたのは

コサージュと同じ作り方

そう思ったときに作り方だけでなく
やってることはコサージュと同じなんだと思えるようになりました。

ピアスを作るのに抵抗がなくなったのはこんな理由です。

 

 

ある方が言ってくれた一言。

コサージュをつけるのは私にはまだハードルが高いのでピアスが欲しいです。

そうか！
手軽につけられると言っていても週間や考え方ってなかなか変わらないよね。

だったら私の方が歩み寄ればいいんだ。

せっかく直良さんの作品がほしいと言ってくれてるのだから
コサージュがまだつけられないと思うなら
コサージュ入門編としてピアスをつけてもらえばいいんだ

自分でコサージュは胸だけじゃなくてバッグにつけたり、ヘアアクセサリーにもなるなんて言ってたけど
私が一番こだわってきてたなんてダメじゃん

胸につけるじゃなくて耳につけるコサージュと考えればいいんだ

そうわかった時に
胸のつかえがすっとなくなってピアスを作ることに抵抗がなくなりました。

 

 

つけて見るとやっぱり小さなコサージュのように見えて

今までやってきたことや悩んできたこともこの日のためにあったのかなと思えてきました。

 

 

 

今ご注文できるピアスです。

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ブログに書けないことも書いています。