今年の10月に始めたコサージュレッスン。
先週来てくださった方ともう一人はお友達。
先週の方はプレゼントのために作ったけど、今度は自分のために作りたくてこられたそうです。
自分で作って気に入ったアクセサリーは思い入れもあるし、大事に使おうと思うよね。
先回も今回も同じことを言われていたのがとても印象に残りました。
作り方がわかって材料もそろえれば誰にでもできます。
どんな複雑なモノでも元は人間が作ったものなんだから、誰だってできるはず。
昔友人のお母さんがそうおっしゃっていました。
時間と労力をかければできます。
でもすべてのものを自分で作るかといえば、そんなことは不可能ですよね。作っている最中は皆さん無言になっちゃいます。
それはどうやったらいい具合にできるのか、頭の中で考えていることをいかに上手に実現できるかを試行錯誤しているわけで、これがまた楽しいと思えるポイントなんです。
元々何か作ることが好きな人は、ちょっと教わったらある程度できるようになります。
今日いらした方は自分のお洋服も作られるような方なので、一度作れば2回目は何もアドバイスしなくてもスムーズに作業ができました。
そう、今日初めていらした方ももう一つ作りたいといわれました(笑)
とてつもなく面倒で、複雑。で時間がかかれば「もう2度とやりたくない」と思うけど、多少難しくても、少し慣れたら上手に作れそうだと思えるのがいいのかもしれません。
手順だけなら簡単。あとはいかにセンス良く見栄えのいいものや丈夫なものなるか。ちょっとした頭の体操みたいな感覚なのが面白いと思います。
このコサージュの作り方は直良さんのオリジナルですか?
よく聞かれる質問ですが、その通りです。
ただ私もコサージュレッスンには一度通ったことがあり、その時の作業のやり方を取り入れながら、自分流の作り方を考えました。
ピアスもコサージュと作り方は同じなんです。
今作っている作品も作る工程はみんなほぼ同じ。
どんな風に作るのかわからない、とよく言われますが、とても単純な作り方をしているのです。
今日の生徒さんにも話しましたが、
コサージュを作るときにもバランスは大事。
どの色をどこに入れるとか、リボンの角度など微妙に位置が変わると雰囲気ががらっと変わってしまいます。
私が生け花やフラワーアレンジメントで学んだことが実はコサージュ作りにも生かされていて、リースを作るときも同じようなコツを使っていると話しました。
何事もバランスが大事です!!
好きなだけ花を入れてもいいですか?
もちろん、かまいませんけど、入れすぎると一つ一つの花の表情がわかりにくくなるので、それもまたバランスなんです。
作るときは近くで見ても、できあがりは遠目で見て確認します。
これもコサージュだけでなく、自分自身を遠くから見つめ直す、みたいな感覚と同じなんじゃないかと思います。
ひとつはお嬢さんにプレゼントされるそうです。
私ならこの組み合わせは思いつかないだろうな、と思って見ていました。
お客様や生徒さんから学ぶこともたくさんあります。
頭で考えるのと、実際に並べてみるのと印象が変わりますね。
とおっしゃっていました。
来年も楽しいレッスンができるようにしたいと思います。
それでも苦手だと思う方はご注文ください。
今ご注文できるピアスです。