初めまして。コサージュ作家、堀田直良(ナオミ)です。
このたびはご訪問ありがとうございます。
私はさらりと普段使いもできるコサージュを制作・販売しています。
なぜ私がコサージュを作り始めたのか、お話ししたいと思います。
十年以上前ですが、私はからだを壊し、しばらく療養していたことがあります。
原因は仕事でのストレス。今の活動をする前は朝早くから夜遅くまで働き、とてもストレスを感じる毎日を送っていました。
仕事に追われ、休日はとにかく休養。自分の趣味を楽しむ余裕は全くありませんでした。
そんなときに知り合いの方から「生け花を習ってみない?」と誘われました。
当時は今ほど花に興味があるわけでもなく、何となく始めてみました。
でも続けていくうちにお花の世界にはまってしまい、フラワーアレンジメントも習うようになりました。
そして、数年前、友人の結婚式に招待されたとき、「コサージュがつけたい」と思ったのです。
デパートに行って探しましたが、
気に入るものがない!だったら作ってしまおうとレッスンに通いました。
そして自分の気に入るコサージュを作ることができ、結婚式に参列。今でもそのコサージュは記念にしまってあります。
でも思ったのです。
私と同じ思いをしている人は絶対にいる、だったら気に入ったコサージュを私が作ろう
それまではフラワーアレンジメントの教室ができたらいいな~と考えていましたが、コサージュの魅力にとりつかれた私は脇目も振らず、コサージュを制作・販売するようになりました。
当時はまだ前職に復帰していましたが、29年に退職し、本格的にコサージュ作家として活動しています。
今まで作った作品はおよそ250ほど。今ではリピーターの方もいますし、オーダーも受けています。
直良さんのコサージュは見たことない
と言われるように、独特の色合わせや大人の女性も使いやすいと好評です。
今までのコサージュのイメージは「キラキラしてサイズが大きい」。
これでは一度買ったきり何度も使おうという気持ちにはなれません。多くの方は一度しか使っていないのでタンスの肥やしになっているのです。
せっかくなら普段にも使えるサイズで、色使いもおしゃれなものがいいと思っています。
お客様の多くはフォーマルだけでなく、普段のコーディネートのワンポイントにされたり、ちょっとお出かけしてランチしたいときなどに使っていただいています。
沢山の色が使ってあるので、どんな服にも合わせやすいとも言われています。
作品の多くはアーティフィシャルフラワーを使っています。
アーティフィシャルフラワーとはクオリティの高い造花のこと。
最近は造花といっても質の高いモノが多く、生花のように枯れてしまったり、ブリザーブドフラワーのようにお手入れも難しくありません。直射日光を避けていただければ劣化することはないのです。また自然の花と違って、天然にない色があるのもいいところなんです。
パリでは専門学校があるほど、造花はハイブランドのお洋服に合わせて作られるファッションの一部になっていますし、今や造花は生花以下のものでなく、花の一つのカテゴリーだと思っています。
写真家の蜷川実花さんも魅せられるほど色の種類も豊富なのです。
最近は自分で花を作るようになりました。布花とかアートフラワーと呼ばれている作り方ですが、私にしかできない独特の色や形のお花を作ってピアスやコサージュも作っています。
コサージュ…
それは喜びを表現するアクセサリー。
あなたも大切な人に思いを伝えてください。
私もコサージュを作らせていただける皆さんに感謝しています。